ホットヨガ各社のコロナ対応を見ていて思うこと、気づいたこと
ホットヨガが好きで通っていた。
私の契約は月4回。
今回、コロナのことがあって、多くのスタジオが休館した。
私のスタジオも4月は休館になった。
4月は行けないからお金は落としたと思って諦めよう。
5月はお金を払って休会しておこう。
そう思っていたら、
4月は残りの回数分、退会しても1年以内なら使えるチケットに交換。
(おそらく3~5月分も同じ対応)
さらに休会費は無料。
つまり、支払った分はきちんと通える上に、今回の休会は会社が負担してくれる形になった。
こんな神対応をしてもらって、ますます今のスタジオが好きになった。
そこで、他のホットヨガスタジオは、どんな対応してるんだろう?
と思って調べてみると
似たように、返金対応をしたり、休会費無料にしたり、
利用回数や日数等に応じて残り分を補償したり、
この対応は利用者目線で良心的だな〜
と思うところが多かった。
きっとこんな良心的な対応をしている会社は、
社員のことも大事にしてるんだろうなと思う。
一方で、この対応はどうなのかと思うスタジオもあった。
今月1回でも利用していたら返金しません。
(まだ4月はじまったばかりで休館するのに、全然返金なし?)
休会は特別に月XXXX円にしてあげます。
(この社会状況で、実質通えないのにお金かかるの?)
などなど。
自分が会員だったら間違いなく不満たらたらだったと思う。
利用者目線で考えられない会社って、社員さんにも優しくなさそうだな。
そういう会社って、箱を増やしても人が安定しないんじゃないかな。
従業員が安定的に確保できないと、サービスの質は低下しそうかな。
最悪の場合、スタジオの存続が難しくならないか。
そうなったら結局は利用者にしわ寄せがきそうだよな。
そんな考えが頭をよぎった。
※あくまで個人の想像です。
そもそも、なぜ他のホットヨガスタジオの対応が気になったかと言うと
近所にあって、体験キャンペーンに行ったりしていたから。
X社は、施設は新しくてきれいだけど、部屋が狭いのに人数が多く、空調のせいなのかひどく息苦しくなってしまい断念。
Y社は、オープンキャンペーンがすごくお得に見えたので説明を聞きにいったところ、とにかく強制オプションや在籍期間縛りをつけて、結局のところ2年続けないと通常料金をあとで請求される。
"キャンペーンがお得に見えるけど縛りがきつい"のはX社も全く同じで、途中でやめれば初期費用の割引分は、あとで違約金解約金としてまとめて支払うことになる。
あとでまとめて支払うから、金額はとても大きく感じる。
特にY社は、その数字のこねくりまわし方がすごくて、そのカラクリに気づいてからは、「こねくりまわしのY社」と呼ぶことにしている(笑)
ちなみに私が通っているスタジオは、入会キャンペーンは本当に割引があったし、条件も簡潔明瞭で、全然複雑ではありませんでした。
さて、このX社もY社も、ネットではいつも人気ランキング上位。
理由は、高い広告報酬を出しておすすめに出してもらってるから。
当然ながら、すべての情報がヤラセというわけではないし、
X社もY社も、本当に気に入って通っている人は必ずいるでしょう。
だから、一概に「人気上位=広告」とは言い切れない。
しかしながら、ほとんどのランキングが広告報酬が高い順であることを見てしまうと、否定もできなくなる。
そうして考えてみると、ホットヨガ各社のコロナ対応と、この広告宣伝費が私のなかで繋がってくる。
ユーザー目線で良識的な対応をしたホットヨガスタジオは、ネットの広告記事はほとんど出てこない。
せいぜいグーグルの広告くらい。
逆に、この対応は不満だなと思ってしまったスタジオは、ネットの広告記事がバンバン出ている。
もしかして広告宣伝費が高いんじゃ。。
と感じてしまったと同時に
ネットのおすすめ人気ランキングは、鵜呑みにしてはいけない。
改めてそう思わされた。
ホットヨガの場合は、他の言葉を組み合わせて検索しても
ほぼほぼ宣伝記事しか出てこないので、
自分の足で行って、自分の肌で感じて、自分の頭で考える。
これは他の業界業種でも同じことが起きているだろう。
転職から子育て、投資から美容整形まで。
どんなことをするにしても、サボっちゃいけないことなんだと思ってしまった。
ただ、本当に業界のなかでダントツでこれが人気!というパターンもあるから、見極めるのは難しいところ。
自分がしっかり納得して、あとで「騙されたー!」って思わないようにしたい。
まあ、誰でも必ずそんな経験ありますけどね。
ちなみに、X社、Y社というのは、社名とは一切関係ありません。