毒親出現率のえげつなさときたら!どの育児本にも出てくるその悪影響力
職業柄、自分の興味もあって、よく育児本などを読むんですが、
まあ、出てくる出てくる。
「こんなふうに声かけをしましょう!」というOK例の隣に、
「こういう対応はダメですよ!」っていうNG例が並んでいます。
まずどの育児本を読んでも、必ずと言って良いほど、私がされて嫌だったな〜と記憶しているものが、NG例に出てくる。
もうね、本に出てくる”親からされたこと”にマーカー引いたとしたら、NG例ばっかり真っ赤になります。
同じような体験された方いらっしゃいませんか?
悲しいとおりこして、笑うしかない。
そして、その悪い影響力ときたら、強烈です。
育児本なんて、とバカにしている人もいるかもしれないけど、NG例を繰り返してると、良くないことになりそうですよ。
最近は、ポール・タフさんの『成功する子失敗する子』という本を読んでいるのですが(まだ読み途中)、やはり親や家庭環境で苦労すると、その子が大人になってからもその負の影響力はやはり大きいらしいです。
長期間ストレスをためていると、精神的にも身体的にも社会的にも悪い影響が出てきて、その反応が起きるんだとか。
本の中で、例に出てくる人の、不安や心配のような反応が、まさに自分と似ていて、他人事とは思えなかった。
私が鬱になったり、自殺願望があったりしたのは、そのせいなのかしら?
学校がつらかったのも、十分に関係があるのでは?
もちろん、いまだって、嫌なストレス反応はずっと続いている。
まだ読み途中だけど、医学的にも心理学的にも、その他さまざまな分野からはっきりと結果が出てしまっているようだし、 なんだか自分の人生がかわいそうな気がして、ちょっとつらくなってきた。
自分が毒親に育てられた自覚のある人は、読む前にちょっとだけ心の準備が必要かもしれません。
また、この本ではありませんが、聞くところによると、人生や性格は、遺伝半分、環境半分、で決まるようですが、「※ただし毒親に育てられた場合は除く」だそうで。
どれだけグチャグチャにしてくれてるんだよ、と思ってしまいます。
まあ、そうは言ってもそこそこに生きていこうと思っているので、まだこれから人生やり直すくらいの気持ちでいます。
私みたいに、毒親に育てられたけど、自分は毒親ではなく普通程度の親になりたいと思う人は、よく勉強して、普通の方に慣れていく必要がありそうですよね。
負の影響力はもう体の奥深くまで染み付いてしまって、どうにもできないかもしれませんが、どこかやり直せるきっかけとか、少しでも克服していく方法があれば、どんどん実践していこうと思います。