【純ジャパ】「英語で話してるときって頭の中でなに考えてるの?」に答えます。
日本人の両親をもち、日本の普通の公立学校に通い、英語を始めたのは中学校から。
大学生の時にアメリカへ1年の留学経験がありますが、それ以外は多くの日本人と同じように生活してきました。
高校の友達や職場の人からときどき「英語で話してるときって、英語で考えてるの?」「日本語は介さないの?」など、聞かれます。
今日はそれに回答してみたいと思います。
・基本、英語で考えている
さっそくですが結論から言うと、ほぼ英語ベースで考えています。
もう少し忠実に言うと、映像で考えています。
例えば日常会話で、「昨日散歩行ったらね、小さくて可愛いフワフワの犬に会ってね、〜〜〜」みたいなことを話したいとき。
日本語で(昨日、散歩に行きました。そして、私は小さな可愛いフワフワの犬に会いました。)を考えてから、英訳しているわけではありません。
日本語で話そうとするときと同じで、散歩に出かけているときのイメージというか、情景が頭の中に浮かんでいます。
・日本語を介して考える瞬間もある
とはいえ、イメージで話していても、言葉に詰まるときも当然あります。
例えば、「この前久しぶりにおばあちゃんに会って、一緒におまんじゅう食べたんだ。おばあちゃん、おまんじゅう大好きだから喜んでた。」みたいな話をするとき。
一瞬、その食べたおまんじゅうの映像が頭に浮かんで、すぐに英語が出てこないときは、(あれ?おまんじゅうって、英語でなんていうんだろう?)って、詰まったりします。
・わからなくてもサッと言い換えてしまう。
でも、おまんじゅうなんて、なんて言うか知らないしな〜って思ったときは、詰まりつつも Japanese sweets とかテキトーなこと言って、切り抜けてしまいます。別に、どんな種類かなんて、重要なところじゃないので。
※調べてみたら、おまんじゅうは英語でsteamed bread って言うんですね。使ったことなかった!笑
他にも、しゃもじとかつり革とか、知らない英単語なんて日常生活にいくらでも出てきますから、「ごはんすくうのに使うやつ」「電車のなかで掴まるやつ」みたいに説明しちゃいます。
しゃもじ rice thingy*, rice scoop, rice spoon, rice paddle
つり革 a strap
*しゃもじのことをカナダ人が rice thingy って言ってるのを聞いたことがあるのですが、rice thingy で検索したら、「ごはんもの」みたいな感じの画像が出てきたので、一般的ではないのかも?? そのくらい、話し言葉はみんなテキトーなんでしょう。笑
日本語だって、「孫の手」と言わずに「背中かくやつ」みたいに言いますよね?
・難しい話や、抽象的な話になると、日本語を介したくなる
これは、私の勉強不足からくるものだと感じているのですが、ちょっと専門的な話になったり、抽象的な考え方の話になると、日本語を訳したくなります。思考の言語が日本語だからなのと、専門用語は知らないからなんでしょう。勉強不足、経験不足ですね。
そんなわけで、「英語で話しているときは、基本は英語で、イメージで話しています」というお話でした。