うつ病発症からまさかの同棲へ (1) 〜うつ病診断編〜

 

 ※2年ほど前に書いた記事のリライトです。

 

現在、うつ病治療中です。

 

うつ病を発症、診断されてから

 

主人と同棲するまでの経緯を

 

書いていきたいと思います。

 

 

まず流れを簡単に、

 

1)うつ病と診断される 

 

2)実家に住むのが困難になる

 

3)主人に救い出される

 

といった感じで同棲が始まりました。

 

 

今日は 1)うつ病と診断される 編です。

 

 

 

私は当時、大学3年生。

 

これから就職活動が始まるぞ〜という頃です。

 

ある朝、

 

「あぁ、これはもう無理だ。」

 

ベッドから起き上がれなくなりました。

 

体が異常に重い。。

 

トイレに行くのも面倒くさい。。

 

 

思い返してみると

 

こうなる半年ほど前から前兆はありました。

 

眠れない、だるい、食欲がない、胃腸が弱くなる、などなど。

 

他にもわんさかありました。

 

だけど、

 

「寝つきが悪いのはもともとだし。」

 

「お腹痛くなりやすい体質だから。」

 

「だるいけど、ちょっと睡眠不足だからかな。」

 

といった具合に

 

ひとつひとつの症状にそれっぽい理由をつけて

 

スルーしていました。

 

 

最終的に病院に行くのですが、

 

その直前の生活サイクルは狂いきっていました。

 

朝4時、5時までまったく眠れない。

 

でも、6時には起床して出かける準備をしなければいけない。

 

そこで、日中も元気に活動できるように

 

ファイト一発! 栄養ドリンク!!

 

枕元にストックまで用意して、乗り切ろうとしていました。

 

食べたり飲んだりするとお腹が痛くなるので、

 

日中の食事は栄養ドリンクのみ。

 

夕飯だけ少しつまんで終わりでした。

 

 

そのころは就職活動のことばかり考えていて

 

体調管理なんて頭にありませんでした。

 

当時の自分に、声を大にして言ってやりたい。

 

「いいから、さっさと病院に行け!」

 

(笑)

 

 

ここまでくると、

 

体重はみるみる減って(最終的に栄養失調の域までいきました)

 

思考力はなくなり、

 

就職活動どころか人間としての活動が停止することに。

 

そして、起きられなくなりました。

 

 

それから大学の職員さんにすすめられ、

 

紹介された病院で「うつ病」と診断されました。

 

 

起き上がれなくなったのに、

 

なんで病院に行けたのか。

 

そもそも大学の職員さんからどう連絡を受けたのか。

 

そのころは頭がぼーっとしていたので

 

よくわかりません(笑)

 

 

はっきり覚えているのは、病院で診断を受けた時のこと。

 

私がひととおり症状を伝えると、

 

お医者さまが

 

「典型的なうつ病ですねぇ〜。」

 

と言ったことです。

 

典型的って(笑)

 

典型的だったのか〜

 

診断を受けてショックだったというよりは、

 

「ああ、これがうつ病なんだぁ〜」

 

と、どこか他人事でした。

 

 

うつ病と聞くと、

 

「落ち込んじゃう病気」

 

というイメージでしたが

 

「こんなに身体症状が出るんだな〜」

 

と認識を改めました。

 

ひとつひとつの症状は

 

「誰にでもときどきある」

 

という程度のものでしたが、

 

複数が長期にわたって続くのは

 

病気!

 

ですよね。。

 

 

体調不良が長く続いている方は

 

自分の体を少し気にかけてあげてください。

 

 

次回は 2)実家に住むのが困難になる編 です。

 

診断されてからの症状や様子を書いていく予定です。